ツチグリとオニイグチモドキ
梅雨時になってキノコがいっぱい目に付くようになってきました。ポルチーニ茸ことヤマドリタケモドキを採って食べたいところなのですが、なんだか似たような種類が多くて、僕に正確な同定ができるか心配です。そこで、わりと識別が簡単そうな(しかも山渓の図鑑では「風味、口あたりは稀少価値も手伝い、日本ではヤマドリタケモドキよりも格段上。」と絶賛されている。)ムラサキヤマドリタケを第一目標に掲げることにしました。

見つからないときは最悪アレで我慢しようと思っています。

ところで、つい最近ツチグリが食べられるということを知りました。あのカラカラに干からびた柿のヘタみたいな奴を一体どうやって食べるのだろうと思ったら、まだ外皮が開く前のごく若いものを食べるのだそうです。幼菌は土の中に埋まっていて見えないらしいのですが、古いツチグリの残骸がある周辺を掘ると見つかるとの事。

とりあえず、古いツチグリが転がっていたので周辺を掘ってみることにしました。

173.jpg
掘り出したツチグリの幼菌(左)、去年発生したと思われる古いツチグリ(右)

2〜3回手鍬でガリガリやってみたら、すぐに玉状の幼菌が転げ出てきました。とりあえず、お試しということで5個だけ持ち帰ってみることにしました。

174.jpg
内部がまだ真っ白な幼菌(左)と、胞子が熟しすぎて黒くなってしまった幼菌(右)

幼菌といえども、食べられるのは内部まで真っ白なごく若いものに限られます。外見ではわかりませんが、割ってみるとご覧の通りです。5個中3個が真っ黒。本当に試食になってしまいました・・。

味噌汁にして食べてみたのですが、かすかに苦味を感じるくらいで、キノコ自体に特別な味やクセは感じませんでした。それよりも、外皮がプリッとした独特の食感で、まるでタケノコみたいです。これにはビックリしました。


・・・結局ムラサキヤマドリタケは影も形もありませんでしたので、アレでも食べてみることにします。


172.jpg
最悪コレで我慢・・。

かなり特徴的なキノコ。オニイグチモドキ・・か、オニイグチです。両種の識別は微妙ですが、どちらも「食」なので食べる分には問題ありません。問題は、コレを食べる勇気が僕にあるのか・・ということだけです。

175.jpg
管孔は真っ白です。

外見だけでも十分分かりやすいのですが、もう一つ、このキノコは触ると墨のように真っ黒く変色するという特徴があるようです。

176.jpg
・・・・。

一度はやめようかなと思ったのですが、識別は問題ないと思ったので、結局味噌汁にして食べちゃいました。柄はシャキシャキと歯ごたえがあって、エノキタケのような感じ。一方傘の部分はプルン、ツルンとした不思議な食感です。柄と傘で食感がだいぶ違いますが、傘のほうが美味しかったです。見た目とは裏腹に、クセもなく食べやすいキノコでした。

・・・両種とも意外と美味しかったので、見つけたらまた採って食べてみようと思ってます。

  
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